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命の源 紫原の給食

【11月13日(水)】

《献 立》・ひき肉カレー ・マカロニサラダ ・ひとくちゼリー

《おやつ》・スキムミルク ・サブレ(セブーレ) ・フルーツ(りんご)

今日は,日本人の「ソール・フード」カレーでした。

日本人は,何でこんなにカレーが好きなのかなと思い,調べてみました。

インド発祥の「カレー」ですが,日本で食べられている「カレーライス」は,本場のインドと違いイギリスから伝わってきたものです。

カレー粉は,18世紀末,イギリスで生まれ,明治の文明開化のころ,日本に「西洋料理」として紹介されました。西洋料理でありながらも,日本人の主食である「ごはん」といっしょに組み合わせて食べられることが,日本で広まっていった理由の一つと考えられています。

もともとイギリスはパン食文化です。お米の文化はないんですよね。

しかし,長い間インドはイギリスの植民地でした。そこで,インドでお米を食べる文化とサラサラのカレーがイギリスへ伝わりました。

その後,日本で今日みられるようなトロミのついたカレーが,イギリスで誕生しました。

このトロミがついた理由は,イギリスの船乗りがルーツです。船の上でカレーを食べる時,サラサラだと船が揺れた時にこぼしてしまう。そこで,イギリスの船乗りたちが,小麦粉を入れたトロミのついたカレーを発明したそうです。

では,日本で全国区になった理由はというと,やはり兵隊さんなんです。「カレーライス」は大量に作れるので,兵隊さんの食事に最適だったわけです。

さらに,全国に広がり「ソールフード」となったのは,学校給食のおかげなのです。

ちょっと長くなりましたが,たかが「カレーライス」ですが,いろいろな歴史を経て,今のような「ソールフード」になったんですね。

今日も美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

★★ 元気に育て 紫原の宝 ★★