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命の源 紫原の給食

【4月27日(土)】

「地球のしっぺ返し」

またまた,「雨の土曜日」となりました。

加えて,ちょっと肌寒かったですね。

ところが,東北地方の予報最高気温が,軒並み24℃をこえ,宮城県は29℃の予想がでていました。

まだ4月,しかも日本列島の北の方でです。いったいどうなっているんでしょうね。

ここ数年,地球温暖化が大きく影響する「異常気象」が叫ばれています。

そこで思い出すのが,平成14年度版の光村図書出版の小学校5年の国語の教科書で出てきた

「一秒が一年をこわす(伊藤和明:著)」

という文章です。

これは,地球の自然環境を守ることの大切さを訴えた説明文です。

【要旨】

「人間は,便利な生活を求めてきたために,地球が46億年(これを「1年に例える」)かけて築きあげてきた豊かな自然環境を,わずか200年(これを「1秒に例える」)という短い時間で破壊してしまおうとしている。もし,これ以上,おごり高ぶるなら,地球から『大きなしっぺ返し』を受けるだろう。」

つまり,筆者が読者(当時の小学校5年生)に環境問題について訴えた文章です。

私は,ちょうど沖永良部島の住吉小学校で5年生の担任をしていましたが,とても印象的な文章でしたし,自然豊かな沖永良部島で生活した経験も相まって,忘れられない文章となりました。

お父さんお母さん方の中でも,33歳前後の方は,小学校で学習しているかもしれませんね。

国際会議等でも,地球温暖化の対策については毎回,議論されていますが,なかなか解決できていないところです。

これからの地球で生きていく子どもたちのためにも,一日も早い解決が望まれますよね。

皆さんは,どのように思われますか?

もしかしたら,例えば,給食で,大人も子どもも食べ残しをせずに完食することも,環境問題の解決につながるのかもしれませんね。

今日も美味しい給食をいただきました。

ごちそうさまでした。

★★ 大きく育て 紫原の宝 ★★