【6月11日(火)】
一つ一つ,ていねいに,そして確実に
「三つ子の魂 百まで」と申します。
「3歳のころに身に付けたことは,年をとっても忘れない」ということですよね。
茶道教室で身に付ける作法も例にもれません。
実は,昨年度のうめ組さんが,2月に「親子茶道」を行った時のことです。
子どもたちがお茶を点てて,お父さん,お母さんをおもてなししました。
初めてお茶をいただく方もいらっしゃいましたので,皆さん,戸惑われるかなと思ってみていました。
すると,A君のお父さんが,御自分でお茶を召し上がったのです。
お茶の先生のお声かけも必要なく,お茶を飲まれたので,聞いてみました。
すると,紫原保育園の卒園で,年長組の時に1年間,茶道教室で学ばれたそうです。
卒園後,お茶にかかわることは全くなかったそうですが,身に付けた作法は体に染みついていらっしゃったのでしょう。
見事の一言でした。
今のうめ組の子どもたちも,きっとしっかり身に付けて卒園することでしょう。
今日も,一つ一つの作法を,先生のお手本を見て,教えてもらって,自分たちでやってみて,真剣な表情で学んでいきました。
みんな,上達しています。