【10月17日(金)】
月に1度の「本堂参拝」でした!!
今日は,月に1度の「本堂参拝」を行いました。
お寺の本堂に入ると,自然とおしゃべりがなくなり,とても落ち着いた空気が流れていきます。
お寺の先生のお話も,集中して聞いています。
《お話の概要》
ガンジス川の砂の数
お釈迦様は,ガンジス河の砂を一握り掴み,弟子にお話されます。
「このガンジス河の砂の数と,私の手の中にある砂の数はどちらが多いか?」
「はいお釈迦様,それは大地の砂の方が多く,手の中にある砂の方が少ないです」
「そうだ。私の手の中にある砂のほうが少ない。人間の境涯に生まれるという事は,それ だけ難しいことなのです。地球には,犬や猫,昆虫,魚とたくさんの命があるが,人間に生まれたというだけで有り難いことなのです。」
そう言うと,お釈迦様は砂を片方の親指の爪の上に全部落とします。
「それでは阿難よ。さきほどの砂の数と,今,爪の上にある砂の数はどちらが多いか?」
「はいお釈迦様,それは,今,爪の上にある砂の数の方が少ないです」
「そうだ。人間の境涯に生まれながら,仏教の教えに出会う事はそれほど難しいことなのです」
お釈迦様は,このようなお話をされました。
今日、このように1日を迎えられたこと,朝に目が覚めたことは当然のことではなく有り難い今を送っているということです。
子どもたちには,少し難しい内容だったかもしれませんが,とても大切なお話でした。












